根管治療|大阪府柏原市の歯科医院|とうだい歯科クリニック

〒582-0028 大阪府柏原市玉手町21-22
072-975-1111
WEB予約
ヘッダー画像

根管治療

根管治療|大阪府柏原市の歯科医院|とうだい歯科クリニック

当院の根管治療の特長

当院の根管治療の特長

根管治療は、歯の内部に入り込んだ細菌や感染した組織を取り除き、できる限りご自身の歯を残すための治療です。

根管は非常に細く、複雑に枝分かれしているため、適切な診断と丁寧な処置が重要になります。当院では、CTによる診断やニッケルチタンファイル(NiTiファイル)、根管治療用モーターなどを活用し、より精密で効率的な根管治療に取り組んでいます。

CTによる三次元的な診断

通常のレントゲン写真は二次元の画像ですが、CTでは歯や顎の骨を三次元的に確認することができます。

根の本数や形態、根の先に生じた病変の広がりなど、通常のレントゲン写真だけでは判断が難しい場合には、必要に応じてCT撮影を行い、より詳細に状態を確認したうえで治療方針を検討します。

NiTiファイルと根管治療用モーターの活用

根管は必ずしも真っすぐではなく、特に奥歯では細く湾曲した複雑な形をしていることがあります。

当院では、柔軟性に優れたニッケルチタン製の「NiTiファイル」と、根管治療専用のモーターを使用しています。複雑な根管の形態に追従しながら根管内を清掃・形成することで、より安全で効率的な治療をめざします。

感染源をできる限り取り除く

根管治療で重要なのは、根管内の感染した組織や細菌をできる限り取り除き、再び細菌が増殖しにくい環境をつくることです。

器具による機械的な清掃だけでなく、薬液による洗浄・消毒を組み合わせながら根管内を清潔にしていきます。

歯の状態によって治療の難易度や必要な治療回数は異なります。できる限り歯を残せる可能性を検討し、一つひとつの歯の状態に合わせて治療を行います。

根管治療とは

根管はとても細く複雑な構造をしているため、その治療は歯科治療の中で頻度が多いものの、繊細で難易度の高い治療の一つとされています。当院では、充実した設備と専門的な技術をもって天然の歯を残すための根管治療に力を入れています。むし歯が重度に進行した歯でも、状態によっては根管治療によって保存できる場合があります。できる限りご自身の歯を残したい方は、一度ご相談ください。

こんな症状やお悩みはありませんか?

  • 被せ物をしている歯に痛みがある
  • 過去に治療したむし歯がまた痛みだした
  • 疲れたときに歯ぐきが腫れる
  • 歯ぐきから膿が出てくる
  • 噛むと違和感や痛みを生じる
  • むし歯が進行してしまったが、インプラントや入れ歯にはしたくない
  • もう歯を抜くしかないと悩んでいる
  • 根管治療が受けられる歯科を探している

根管治療が必要となるケース

根管治療は、歯科治療の中で大きな割合を占める治療であり、むし歯が進んで神経を取り除くケース以外に、下記のような症状にも適応されています。

  • むし歯が歯髄(神経)に達し、痛みが生じている
  • 外傷やむし歯の放置などによって神経が死んでいる
  • 重度の知覚過敏によって、ひどい痛みが生じている
  • 歯の割れや折れで、神経が露出している
  • 歯根周囲に膿が溜まっている

根管治療の適応症としては、次のような疾患があります。

歯髄炎(しずいえん)

むし歯が進行して歯髄にまで達すると歯髄炎が起こります。過去に治療した部分から細菌が入り込んだり、交通事故や転倒などで歯が折れたり(打撲・脱臼※1も含みます)することが原因になることもあります。部分的に炎症が起きているだけで、元の状態に回復する可逆性(かぎゃくせい)歯髄炎は、通常、う蝕を除去することで正常な歯髄に戻るため、歯髄を除去する必要はありません。一方、回復しない不可逆性(ふかぎゃくせい)歯髄炎は、細菌感染を起こした歯髄をきれいに取り除く、抜髄(ばつずい)と呼ばれる治療が必要となります。共通して「冷たいものや温かいものがしみる」という症状がありますが、不可逆性では継続する痛みを伴ったり、何もしなくてもズキズキ痛んだりします。

※1 歯の脱臼とは外力によって歯を歯槽骨に固定している組織(歯根膜)が断裂することを言います。一部の歯根膜が断裂した不完全脱臼から、歯が抜け落ちてしまう完全脱臼まで様々な脱臼の病態があります。

歯髄壊死(しずいえし)

歯髄炎を放置してしまうと歯髄壊死※2となり、温度刺激による痛みを感じなくなります。外傷などで脱臼した歯が歯髄壊死になる場合もあります。症状としては触ってわかるような歯ぐきの腫れ、歯の変色、歯がしみなくなり痛みも感じなくなる、などです。

※2 壊死は組織や細胞が死ぬことで、歯髄壊死とは歯髄(神経)が死んでしまうことです。

根尖性歯周炎(こんせんせいししゅうえん)

細菌が歯の根に達すると、歯と歯槽骨(歯を支える骨)の間にある歯根膜に炎症が広がって根尖性歯周炎と呼ばれる状態になります。自覚症状はなくてもレントゲンでみつかることがあり、歯根の先(根尖部)にレントゲン透過像(黒く見える部分)が認められるようになります。これを根尖病巣(こんせんびょうそう)と呼び、炎症が慢性的になると歯根の先端部分に膿が溜まり、その膿が粘膜内に流れ出て、歯肉がぷくっと腫れることがあります。この腫れは痛みを伴い自然に潰れて膿が出ると一時的におさまりますが、放置すると体調が悪い時などに再び膿が溜まって腫れてきます。
症状としては、歯ぐきが腫れて膿が出る、噛むと痛い、時々強い痛みを感じる、骨が溶けて歯がぐらぐらする、などですが、悪化すると、強い痛みや腫れを生じたり、炎症が周囲組織へ広がったりすることがあります。

2つの根管治療のパターン

根管治療は、大きく「抜髄」と「感染根管治療」の2つに分けられます。

抜髄

むし歯が深く進行し、歯の神経である歯髄に強い炎症が起こり、保存することが難しくなった場合に行う治療です。

局所麻酔を行ったうえで炎症を起こした歯髄を取り除き、根管内を清掃・洗浄します。その後、根管内を薬剤で封鎖し、土台や被せ物によって歯の機能を回復させます。

感染が根の先まで大きく広がっていない場合には、比較的少ない治療回数で根管治療を終了できることもあります。

感染根管治療

過去に神経を取った歯の内部で細菌が再び増殖した場合や、神経が壊死して根の先に炎症が起こっている場合などに行う治療です。

以前に詰められた材料や感染した組織を取り除き、根管内部を再び清掃・洗浄・消毒します。

すでに根の先に病変が形成されている場合や、以前の治療によって根管の形態が複雑になっている場合などは、抜髄と比較して治療の難易度が高くなり、治療回数が多くなることがあります。

根管治療の流れ

1

切削器具を用いてむし歯や被せ物を除去

まず、歯を削る器具(切削器具)を使ってむし歯や被せ物を除去し、汚染された根管内の歯髄を露出させ、処置をしやすくします。このとき、神経が残っている状態であれば麻酔は不可欠となります。再治療の歯であれば、詰め物や土台もすべて取り外します。

2

専用器具を用いた根管内の清掃・形成

ファイルと呼ばれる細い器具を用いて、感染した歯髄や根管内の汚染物を除去します。当院では、症例に応じて柔軟性に優れたNiTi(ニッケルチタン)ファイルと根管治療用モーターを使用し、複雑な根管の形態に配慮しながら清掃・形成を行います。再治療の場合は、以前の治療で根管内に詰められた根管充填材などを除去し、根管内を再度清掃・消毒します。

3

薬液による根管内の洗浄・消毒

根管内を薬液で十分に洗浄・消毒します。歯の状態や感染の程度に応じて、必要な場合には根管内に薬剤を置いて仮封し、次回の治療まで経過をみます。

4

根管充填

根管内の清掃・消毒を行い、根管充填が可能と判断した段階で、ガッタパーチャとシーラーなどの材料を用いて根管内を緊密に封鎖します。これにより、根管内への細菌の再侵入を防ぎます。」

5

支台築造

根管治療が必要となった歯は、むし歯や過去の治療などによって歯質を大きく失っていることが多く、そのままでは破折するリスクがあります。そのため、残っている歯質の量や歯の位置などを考慮し、必要に応じて支台築造や被せ物による修復を行います。

根管治療の期間

治療回数は歯の状態や感染の程度によって異なります。比較的感染の少ない症例では少ない回数で終了できる場合がありますが、再根管治療や感染が強い症例では複数回の治療が必要になることがあります。

根管治療の費用

当院では、健康保険を適用した根管治療を行っています。

治療費は、治療する歯の種類、根管の本数、初めて神経を取る治療か再治療か、CT撮影などの検査の有無、治療後に行う土台や被せ物の種類などによって異なります。

治療を開始する前に歯の状態を確認し、必要な処置についてご説明したうえで治療を進めていきます。

また、根管治療が終了した後には、歯を長期間使用するために土台や被せ物による修復が必要となることがあります。被せ物については、保険診療だけでなく、セラミックなどの自由診療も選択していただけます。

より精密な根管治療をめざして

根管は非常に細く、その形態には大きな個人差があります。さらに、奥歯では複数の根管が存在したり、大きく湾曲していたりすることもあり、歯科治療の中でも高い精度が求められる治療の一つです。

当院では、CTによる三次元的な診断、NiTiファイル、根管治療用モーターなどを活用し、根管の形態や感染の状態に応じた治療を行っています。

一方で、すべての歯を根管治療によって保存できるわけではありません。歯根の破折、重度の歯周病、広範囲に及ぶむし歯などが認められる場合には、根管治療を行っても長期的な保存が難しいことがあります。

当院では「神経を取ること」や「根管治療を行うこと」そのものを目的とするのではなく、その歯を治療することで長期的に患者さまのお口の健康に役立つかを考えながら治療方針をご提案します。

また、通常の根管治療では対応が難しい症例についても、必要に応じて追加の検査や治療方法を検討し、できる限り天然の歯を残すことをめざします。

外科的手段を用いた根管治療

歯の神経が細菌に侵され痛みが生じている場合、適切な根管治療と薬剤の充填によって治療が可能ですが、なかには通常の根管治療では回復が見込めない症例もあります。たとえば、根管が細く(あるいは塞がっている)患部に器具が届かなかったり、亀裂があり密封が不可能であったりするケースです。このような場合は歯根端切除術(しこんたんせつじょじゅつ)などの外科的処置が検討されます。病巣のある根の先を切り取ってしまい、切断面に細菌の漏洩を防ぐための薬剤を充填(逆根管充填)し、治癒を目指します。

根管治療は、重度のむし歯を抜歯することなく本来の歯の機能を取り戻す治療です。精密で質の高い根管治療をめざす当院に是非一度ご相談ください。